親父、サンタ辞めるってよ

今年もあと数時間で終わりです。
“今年”は終わっても“来年”があるからイイよね。
個人的なところで“今年でラスト”なモンがありました。

それは...　サンタ。
サンタクロースです。
父親としてのサンタクロース業って事。

「我が家の子供たちには小6のクリスマス直前にサンタの正体を明かす 」 って決めて

あって、そのプランは長男・次男とも順調に進んでた。

***** 例：【告白当日（だいたいクリスマス2週間前くらい)】****
小6のクリスマスを迎える子を部屋に呼ぶところから始まる

父：そこ座ってちゃんとハナシ聞いてくれ
子：なに.. （たいてい遠巻き気味)
父：今から大事な事を話すけど、絶対に誰にも言わないって約束してくれよ
子：えー、なになに... (たいてい表情が曇る)
父：クラスの友だちにはもちろんだけど、家族の前でも話題にしない事。約束だ。
子：....（たいてい苦笑い）
父：あー、でもオマエ絶対言っちゃうだろーなー (..と誘い水)
子：わかった、言わないよ （たいていハマる）
父：父ちゃんの仕事、知ってるよな
子：○×△(会社名)で働いてるんでしょ
父：そうだね。で、その他にもうひとつあるんだけど...　知らない？
子：もう1個？違う会社？
父：んー..会社って言うか、仕事。これからが一番忙しいの、毎年ずーっと。
子：この時期？
父：そう、クリスマス
子：？？？
父：もう何年もやってる仕事だよ。気付かなかった？
子：ホントにわかんない
父：そっか...　とっくにバレてると思ったんだけど...
　　 そんじゃ話すわ。
　　 あのね...　んー、やっぱダメだ、オマエ絶対誰かに喋りそう （..と煽る）
子：喋らないよー (もうこっちのペースｗ)
父：よし、オマエを信じよう。オトコの約束だからな。
　　あのな、父ちゃんな、実はサンタをやってんだ。
子：は！？
父：サンタやってたんだよ、ずっと
子：サンタ？
父：サンタ！サンタクロースだよ、知ってんだろ？
（長男の場合は顔を真っ赤にしながら固まる・次男はニヤけながら複雑な顔だった）
父：実はサンタクロースって世界中にいるんだよ。アメリカにはアメリカ担当の、日本
　　には日本担当のサンタがたくさんいるの。そうじゃないとイヴの一晩だけで世界中
　　の子供たちにプレゼントは配れない。どうやってサンタになったかは喋っちゃダメ
　　って事になってる。で、父ちゃんの担当はラッキーな事にこの家だけで楽チンなん
　　だよ。サンタ同士の正体はお互いに良く知らないし、聞き合っちゃいけないから、
　　他の家にどのサンタが来てるのかは父ちゃんもわかんないんだけど。
子：なに言ってんだよ... （と言う表情）
父：お前が産まれてからこれまでずーっとお前のサンタやれてたのは凄く楽しかった。
　　仕事なのに毎年12月が待ち遠しかったよ。自分の子供に正体を話すのはサンタが
　　自分で決めてイイみたいなので、もう隠せないと思ったから今日話してみた。
　　どう？ビックリした？

ココまで話すと長男も次男もニヤニヤしながらちょっと悩んでた。恐らく数年前から薄ら
と気づいてたり、友だちとも話題にしてるんだろうね。我が家ではイヴの晩に早く寝て
もらう対策として 「サンタの姿を見てしまうとプレゼントはお菓子に化けて、翌年からは
サンタが来ない」 と言ってあったので、文字通り“正体を知った”事に動揺してたかも。


《長男への捕捉》
今話した事はココだけの秘密。ただし秘密を知ったからには今年からサンタの助手を
やってもらう。お前には弟と妹がいるだろ。2人にはまだ父ちゃんの正体を教えない。
サンタは子供の夢を守る使命があるの。助手も同じだよ。ずっと先の話になるけど、
いつかお前が誰かのサンタになるかも知れないその時の為の練習みたいなもんだ。
また今年も枕元にプレゼントを置いておくから、翌朝は誰よりも早く「サンタが来たー」
って大きな声で喜べ。弟たちのクリスマスを盛り上げてくれよ。

《次男への捕捉》
今話した事はココだけの秘密。ただし秘密を知ったからには今年からサンタの助手を
やってもらう。お前には妹がいるだろ。彼女にはまだ父ちゃんの正体を教えない。
この秘密は2年前にお兄ちゃんへ先に話してあるんだけど、お兄ちゃんからはこんな
話をお前に喋ってないだろ？　お兄ちゃんは今も男の約束を守り続けてるんだよ。
サンタは子供の夢を守る使命があるの。助手も同じだよ。ずっと先の話になるけど、
いつかお前が誰かのサンタになるかも知れないその時の為の練習みたいなもんだ。
また今年も枕元にプレゼントを置くから、翌朝は兄ちゃんと競って「サンタが来たー」
って大きな声で喜べ。妹のクリスマスを盛り上げてくれよ。　　


長男・次男ともそれぞれが小6のクリスマスを迎える直前にこんなカンジで告白したん
です。そんで、残るは娘なんだけど...　やっぱり女の子ってちょっとませてるのかなァ。
「サンタって本当はパパなんでしょ」 と直球で来たもんだ。
ひとまず「なんでそう思うの。もしそうだとして、サンタの正体を知ったら...」 と返したら
やはり途端におとなしくなってしまった（笑）

娘にはもう限界かもなー
予定より1年早いけど、告白するか。
3日ほど真剣に悩んで、やっぱり打ち明ける事にしました。

●兄ちゃんやキミの為にサンタやってた18年間は最高だった
●このサンタ業はママと結婚した時からもの凄く楽しみにしてた
●出来ればもう少しサンタでいたかった
そして...ココが一番大事なんだけど、
●「サンタはパパだった」んじゃなくて、
　　パパはサンタだった！..という事実

長男と次男に打ち明けた時はボイスメモで録ったんだけど、娘は警戒心が強いから
それはパス。で、告白を受けた彼女のリアクションは「やっぱりな」 という軽いモノ(汗

サンタの正体が判った途端、おねだり発動(滝汗

サマンサ・タバサのバッグがナンたら..とか言い始めましたよ。

クリスマス翌日が彼女の誕生日なので、メリクリ＆ハピバ合併企画として買ってあげ

てもイイかなァ..とは一瞬思ったけど、小5には少し早過ぎると思ったので、妹ブランド

であるCOLORSのバッグを薦めたところ、もの凄い喰いつき。

相模大野SSのCOLORS直営店へ

家族と一緒(..っても娘だけ)に見るクリスマスの

イルミネーションはコレが今年初にして最後です

サンタである事を告白したので心が軽いです

財布も軽くなりましたけどー(T.T)

翌日は昼から独り焚き火遊び

チーズをスモークしてみたり

薪も炭も底をついたので買い足しに出掛けたら

なんか余計な思いモノまで持って帰って来たよｗ

程良く酔いが回る頃、助手が登場

毎年恒例のお仕事、グリルチキンづくり

蓋をしたらしばらくヒマになるので、チャリのメンテなど

工具よりコップ持ってる時間の方が長かったけどね

ハーブとスパイスの湯気が幸せ

先に作ったスモークチーズとともに、近所の友人宅で

この日行ったクリスマスパーティへ、ダッチオーブンごとGO。

2016年もいろいろありました。

細かくは書かないけど、色々あり過ぎました。

数時間後から始まる2017年も色々あると思います。

前向きに

上向きに

縁を大切に

自分の感性には正直に

ポリシーはいつでも中心に

ピース

スマイル

【今年最後のMEMO】

今年は諸々あって数年ぶりに年末恒例スキーはナシ。
おかげで年賀状制作が捗ったけど、ちょっと虚しい..


それではみなさん、良いお年を。